株主優待と配当金の権利確定にこだわった為に大損するハメに
Yさん(40代)
今現在資産が減り続けています。
昨年11月からのトランプラリーで株価がじわじわ上昇し、3月末にかけて株式の配当権利取りもあって、高値圏にありました。
株式優待好きの私としては、わんさかある3月権利の優待株のなかでどうしても欲しいものがあり、高値掴みとわかっていながらもいくつかの株を購入してしまいました。信用取引はしないので現物のみです。
3月時点でのニュース等では「4月くらいまでは高値が続くのではないか」とのアナリストの見立てもあり、100%信用していたわけではありませんが、ガチホールドで権利を通過、しかし…。
4月に入ったとたんに株価が下落!
3月末の権利日通過時点で、年1回しか株式優待がいただけない銘柄についてはいくつか売却 していたものの、株価の下落は、株主優待を多く実施している中小株にとくに影響し、日経平均株価の下落以上の暴落インパクトがありました。
そして、今週に入り北朝鮮方面の情勢がきな臭くなり、リスクヘッジの円高(なぜ東アジアのリスクオフで円高になるのでしょうね)でさらに株価下落。
そのため、3月権利日前の保有資産の評価額から、あれよあれよと言う間に、4/12時点でマイナス40万円以上にもなってしまいました。3月に新たに購入した株については、当然含み損で、10%くらい目減りしています。
3月の権利を取って、配当金と優待品(を金額換算したもの)を合わせたところで、比較してみればここ2週間で失った資産のほうがはるかに多いです。
そして、今回に限らず、チャイナショックやブレグジットなど、同様の状況で資産を減らしたこともあったのですが、学習効果あ りませんでしたね。
権利前に売却していれば今頃(笑)というタラレバはつきものなのですが、優待投資では、やっぱり商品が欲しくなってしまうのでそれができないのですよね…。
頭では理解していても指が売却ボタンを押せません。「アホルダー」と揶揄されても、気長に投資するしかないですね。
せいぜい退場処分にならないよう気をつけます。