収入の目減りの穴埋めに始めた株式投資でしたが…
N.Nさん(30代)
アベノミクスの終わり際、僕が株式投資を始めたのが2015の夏、日本株が一番の高値を付けていた頃だったと思います。
株式投資をはじめたきっかけは、本業の収入の目減りが原因で、他に何かキャッシュの流れは無いものかと色々と探していた時に確か節約ブログを読み漁っていたところに出会ったものです。
株式は安く買って高く買うというキャピタルゲインが基本であるのかもしれませんが、個人的には配当目当てのインカムゲイン中心でやっております。
ただ、始めた時には大して知識も無いですので、PERすらもまともに見ずに配当優待だけで買ったいわゆる高掴み状態でした。
2015は外人も個人も売り越しだったようで、主な買いはGPIF、いわゆる年金だけだったようです。
お化粧相場の株価など崩れるときはあっという間で、夏の終わり頃に買った銘柄は暴落。
その時に売ればよかったものの、いずれまた上がるという根拠の無い願望により放置して今では塩漬けです。
ボラティリティの高い日本株では、売り買いを積極的にすればこそ儲かると思いますが、それをあまり勉強していなかったのでこの様な失敗をしてしまいました。
ただ、失敗があってこそ今がありますので、今はまた違った手法でプラス12%位の成績は出せています。
投資の失敗はなるべく早めに済ませておいたほうが、きっとのちのち成功すると思います。
※PER=株価収益率
※GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人