ＩＰＯ株と米大統領選に振り回されて大損

Y.Yさん（40代）

昔から、IPOさえ当たればなんとかなると考えていたのですが、今年運よくネット株のIPOに当選をしました。 しかし、その株はネットの情報では、株数が多すぎる指摘もあり、不人気のような情報が多かったのですが、初めてのネット株の当選ということもあり、うかれていました。

当選株数も、普段投資をする時のルールの株数より多く、オーバーロット状態の投資でした。 少し悩みましたが、当選した株数で登録して、上場してみると、やはり不人気で、株価が下落しました。

IPO株は、上場から1か月くらいは、乱高下を繰り返すものが多くあるうえ、ネット株なら人気が再燃する可能性を信じて、損切りはせずに我慢していました。自分の投資ルール上では、すぐに損切りでしたが、IPO株という甘い考えが損失を拡大させました。

その後、アメリカ大統領選で相場が乱高下すると、損失が拡大し、耐え切れずに損切りしてしまい、30万円近い損失という、自分の投資生活では、最大の損出をしてしまいました。

普段から、投資の心得のようなものをノートに書いて、ルール作りや、反省しているのですが、自分で決めたルールを守ることができなかったのが、最大の失敗でした。

ただ、アメリカ大統領選での波乱は予想しており、ヘッジを入れていたので、なんとか投資生活からの引退は避けることができました。