利率だけに惹かれて外国債券を購入して大損
Y.Mさん(40代)
投資に関しては、基本的にローリスク、ローリターンを旨としています。
したがって、ほとんどの資産は、定期預金(それも預金保険の対象となる1銀行1000万円まで)と、絶対につぶれないだろうと思われる会社の社債で運用しています。
しかし、何の魔がさしたのかわかりませんが、一時期外国債券のそれも外貨建てに手を出してしまい、私のレベルでは大損をしてしまいました。
何の魔がさしたかわからないと書きましたが、実はわかっています。
それは金利です。
外国債券ですと、5~9%というのが、歌っている利率で、定期預金や日本の社債の利率の低さに慣れてしまっている私には、それが非常に魅力的に写りました。
それも基本的には債券ですから株のようにそのものの価格が上下するわけではないと思い込み、外貨建てというのに注意を払わず購入してしまいました。
全部で1000万円は購入したと思います。
それが、購入した時に比べて、円安が激しく進み、特にロシアのルーブル、ブラジルのリラ、メキシコのペソ、南アフリカのランドは壊滅的な打撃を受けてしまい、含み損で300万円は損をしてしまっている状況です。
早く損切りを、と家人からは言われていますが、その決心がつかず、そのまま持ち続け、償還が来たものは外貨のままでMRFなどに回しています。
早く円高にならないでしょうか?