利益の少なさに納得がいかず株の信用取引を始めて失敗
Y.Mさん(40代)
私は基本的に現物投資を是としており、信用取引は一切やりません。
自分の財産以上のお金を投資することになりますので、下手をすれば首をくくることになります。投資はあくまでも投資であり、投機になってはいけないと肝に銘じていますので、信用取引は一切やらないようにしているのです。
しかし、現物取引だけだと儲けも微々たるものなんですよね。
もともとの種銭がそんなに多くもないので仕方がありませんが、私としてはどうしても納得がいきませんでした。
その想いが一層強くなった出来事があります。
現物投資で仕込んでいた株が、思惑もあってか短期間で三倍以上に跳ね上がったのです。
その時に思ったのが、自分の中で確信めいているのなら信用取引でもしてもっと買っていれば良かったというものでした。
そして私は自分の禁を破ってしまったのです。
早速私はあれこれと企業を探し、ここならいいかもしれないという企業を発見しました。そしてその株を信用取引で、かなりの額を買い込んだのです。
しかし、それから程なくして市場全体が大失速。業績も何も関係なく下がっていき、恐ろしくなった私は泣く泣く損切りをすることにしたのです。
結局、微益を手にして欲に塗れた私は、自分の禁を破って信用取引に手を出して大損をしたのです。
これは一生後悔する出来事になるでしょうね……。