FX取引で底値円売りからの反発で大損
M.N(30代)
今年は6月のイギリスのEU離脱を決める国民投票、11月のアメリカの大統領選挙と為替が大きく動く機会がありました。素人がこういう場面に手を出しては痛い目に合うと聞いていたので、イギリスのEU離脱の国民投票のときは、取引をせずチャートを眺めていました。
その結果、「意外と大丈夫なもんじゃん」と感じた自分は11月のアメリカの大統領選挙を心待ちにしていました。
当初、ヒラリーさんが勝つと予想していた私は、それほど為替も動かないのかなと思ってはいましたが、トランプさんが優勢だと知った瞬間から取引を開始しました。
これは稼ぎ時だそう思いました。思った通り、円高が進みます。1ドル100円は切るだろうという予想もとに、売り注文を出し続けました。ところが…100円を切ることはありませんでした。100円を手前に今度は円安へと急激に進んでいきます。その日のうちに108円ぐらいまでは いったのではないかと記憶しています。
底近くで売り注文を出してしまった私は、そこからの反発で一気に損をしてしまいました。こういう日の為替相場というのは本当に読めないなと思いました。
トランプさんが当選すれば、アメリカ経済への不安から円高が進むと読んでいたのですが…。まだまだ、修業が足りないと実感させられた1日でした。