サラリーマン大家が事業拡張で1,000万のローンを組んだ話
K.Tさん(20代)
私は20代後半に不動産投資を行ってました。今、話題のサラリーマン大家だったのです。
不動産屋の友人の紹介でワンルームマンションを購入したのです。私が購入したのは神奈川県のワンルームマンションだったのですが、当時は不動産が安く200万前後で購入できたのです。
最初に購入したワンルームマンションはうまくいきました。
駅から徒歩5分のワンルームマンションで、キャッシュで購入したのですが、利益は出ていました。
ただ、東京都内とは違い、ワンルームマンションの家賃は大体3万円~4万円ぐらいの地域だったので、管理費と修繕積立金と固定資産税を引くと私の取り分は1万円少々でした。
これではあまり利益がない事に気が付き友人と話をして、ワンルームマンションを再度購入することにしました。
私は、友人と銀行に行き、1,000万以上のローンを組みました。私はワンルームマンションを新たに5件増やしたのです。
これが失敗の元でした。
ワンルームマンションの場合は修繕等は管理会社が行ってくれるのですが、問題は入居する方々です。
ワンルームマンションは単身の方が多いため、入れ替わりが激しいのです。
入居者がいなくなれば家の修繕を行います。それにはまた修繕費がかかりました。私は入居管理がうまくできませんでした。
途中で入居者さんがいなくなってしまうこともあったり、家賃を払わない方もいました。
会社員を行いながらワンルームマンションの経営はとても難しかったのです。
私の一番の失敗は自宅から遠いマンションも購入してしまったことで地域の特性が理解できずうまく入居者の方を把握できなかったのです。
結局私はワンルームマンションを売却することにしました。心身ともに疲れてしまいました。
結局ワンルームマンションをすべて売却し1,000万円のローンは完済しましたが、売却にも手がかかり正直その時は売却できないのではないか冷や冷やしました。
ワンルームマンションの場合は売買にも時間がかかります。結局トータル100万以上の赤字です。
正直それでもよかったほうだと思います。不動産投資はレバレッジを利かせての投資になるのでよく考えて投資をしてください。
痛い思いをしますよ。